2005年度第8回 家族会報/定例会報告
日 時:2005年9月4日(日)17:00〜18:00
場 所:ハートクリニックデイケアセンター
今回は、12名のご家族の方にご参加いただきました。今回はグループを2つに分けて行ないました(リーダ−はデイケアスタッフの剱持と池沢が担当しました)。
まず、初めて参加される方もいらっしゃいましたので、前回同様グループディスカッションの意義(「皆で体験を共有する場」「問題に対する対処能力を上げる」「他の参加者にヒントをもらう」など)を説明し、全員で順次、自己紹介(名前・患者さまの様子など)を行った後、現在、困っていることや、他のご家族の方に聞いてみたいことなどを話し合いました。
今回のディスカッションでは、剱持グループは『患者さまへの接し方について』、池沢グループは『家族が患者さまをどこまで引っ張って行けばよいのか』というテーマが出され、その後、各グループで話し合いを行ないました。
各グループで話し合われた内容を少しご紹介いたしますと、『患者さまへの接し方について』では、主治医に「普通のやり取りがいい」と言われたけれども、「普通のやり取り」とはどういうものか?また、普通に接するようにすると不自然でぎこちなく患者さまに感じられてしまい、「普通のやり取り」はとても難しいというものでした。このことについて、参加されているご家族から色々な意見や実際に患者さまと接しての経験が話され、「やり取りには段階があるのではないか」という話が印象的でした。
『家族が患者さまをどこまで引っ張って行けばよいのか』では、「患者さまに対してのご家族の希望は何か?」「患者さま自身の目標は?」ということに焦点があてられて、他のご家族から経験談や、ご家族の患者さまに対する将来の希望、それを実現するためにご家族自身も地域の活動に目を向けるようになってきているという話が出ました。色々とやり取りがなされる中で、「家族が本人を引っ張るというよりは、家族も本人と一緒に病気と付き合っていく」という視点が大切なのではという意見が出てきました。
我々スタッフも日々患者さまと段階を踏んで、共に歩んでいくという考えで業務を行なっていますが、ともすると忘れがちになってしまいます。今回、グループワークを行い、もっとも基本的であり、もっとも重要な視点をご家族の話の中で再確認させられた気がします。
