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突然、激しい不安に襲われ、胸がドキドキしたり、息が苦しくなったり、めまいがしたりする発作(パニック発作)が繰り返し起こる病気で、100人中1〜2人に見られる病気です。
パニック発作が何回も起こると、「また発作が起こるのではないか」、「外出先で発作が起きたらどうしよう」などという不安が強くなっていきます。そのために、以前発作が起きた場所や、電車の中など、発作が起きたときに逃げられないところを避けるようになります。(回避行動)そのために日常生活がスムーズに送れなくなってしまいます。また、憂うつな気分が続くこともあります。
パニック障害は、気のせいや、性格の問題ではなく、身体的に原因のある病気です(脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられています)。ですから、治療によってなおります。できるだけ早期に、適切な治療を続けることが大切です。
治療は、まず、脳内の神経伝達物質のアンバランスを調節するために、坑うつ薬でパニック発作をコントロールすることから始まります(パニック障害の治療薬は、飲み始めて数日から効き始め、1〜4週間するとはっきり効果が現れてくるのが普通です)。そして薬物療法により、パニック発作が起こらないことを実感した上で、それまで避けていた状況や場所に徐々に挑戦する治療を行うのが一般的です。
パニック障害を乗り越えるためには、次の4点を心がけることが大切です。まず、ご自分の病気を良く知り、積極的に治療に取り組む姿勢、次に、パニック発作を恐れないこと(パニック発作はとても辛いものですが、決して死ぬことはありません)、発作は必ず去ることを忘れないこと、そして、医師の指示をしっかりと守ることが何にも増して重要です。間違った判断で治療を中止すると、病気が長引いたり、再発につながります。
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