こころのはなし

こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。

「適応障害」ってどんな病気?⑥

うつ病と適応障害

かたくなで聞き入れない。否認をとり除くことが先決

否認が強く、治療が進まない

うつ病では、脳内神経物質による神経伝達の障害が想定されます。否認が強く、コーピングスキル不足や、そのために生じるつらさを認めないことがあります。医師の言葉を受け入れられず、治療が進まないことも。否認を取り除くため、休養をとり、薬でうつ病の症状から治していきます。すると適応障害の治療のベースができあがります。

自負心の強い中高年ほど治療に時間がかかる

環境の変化や人生のイベントがあると、脳は過度に働き疲労し、うつ病が起こりやすくなります。しかし初回でうつ病を発症することは稀です。何度か抑うつ状態を経験し、がまんして適応しようとがんばり続けた人が、新たな変化に直面したときに発症します。明らかにストレス因子にとらわれていて、対処できないでいるなら適応障害も併存しています。「人生の苦難を乗り越えてきた」自負がある中高年ほど、否認が強くなり、適応障害の現実を認められず、治療に時間がかかります。

適応障害を受け入れられない

人生の変化を切り抜けてきた経験が否認を強める

日常の連続性が途切れるようなできごとがストレスとなる。過去に軽いうつ病をくり返してきたが、自分でなんとかしてきている。

発症から半年程度まで

休養+薬で神経伝達物質の量を増やしていく

脳内の神経伝達物質の量が減少している。抗うつ薬を用いて神経物質の量を増やし、休養をとって徹底的に体を休める。

発症から半年以降

現状を認められるようになってから精神療法をとり入れる

病気について正しく認識できるようになってきたら、精神療法をとり入れていく。適応障害をともなう場合、問題解決療法、認知行動療法を行うことが多い。

※参考文献「『適応障害』って、どんな病気?」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版

かたくなで聞き入れない。否認をとり除くことが先決

否認が強く、治療が進まない

うつ病では、脳内神経物質による神経伝達の障害が想定されます。否認が強く、コーピングスキル不足や、そのために生じるつらさを認めないことがあります。医師の言葉を受け入れられず、治療が進まないことも。否認を取り除くため、休養をとり、薬でうつ病の症状から治していきます。すると適応障害の治療のベースができあがります。

自負心の強い中高年ほど治療に時間がかかる

環境の変化や人生のイベントがあると、脳は過度に働き疲労し、うつ病が起こりやすくなります。しかし初回でうつ病を発症することは稀です。何度か抑うつ状態を経験し、がまんして適応しようとがんばり続けた人が、新たな変化に直面したときに発症します。明らかにストレス因子にとらわれていて、対処できないでいるなら適応障害も併存しています。「人生の苦難を乗り越えてきた」自負がある中高年ほど、否認が強くなり、適応障害の現実を認められず、治療に時間がかかります。

適応障害を受け入れられない

人生の変化を切り抜けてきた経験が否認を強める

日常の連続性が途切れるようなできごとがストレスとなる。過去に軽いうつ病をくり返してきたが、自分でなんとかしてきている。

発症から半年程度まで

休養+薬で神経伝達物質の量を増やしていく

脳内の神経伝達物質の量が減少している。抗うつ薬を用いて神経物質の量を増やし、休養をとって徹底的に体を休める。

発症から半年以降

現状を認められるようになってから精神療法をとり入れる

病気について正しく認識できるようになってきたら、精神療法をとり入れていく。適応障害をともなう場合、問題解決療法、認知行動療法を行うことが多い。

※参考文献「『適応障害』って、どんな病気?」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版