こころのはなし

こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。

大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本①

発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる

適応障害は初期対応が重要です。正しい対応をするために、これまでの経緯をふり返りましょう。診断を受けるまでにどんな症状が現れ、それに対して家族はどう対応してきましたか。「家族だけでなんとかしよう」とがんばりすぎていたのではないでしょうか。対応の見直しが治療のスタートラインです。

家族の気づき

違和感はあるが、病気とは思わない。

「体調不良」「会社を休む」といったことが、適応障害のごく初期に見られる。この段階で、本人も家族も精神障害の前触れだとは思わない。

医師からのアドバイス
発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる  
最初の対応

励ますことで解決しようと試みる

不調が仕事の悩みと関係があると推察される場合、家族は本人を励ますことで問題解決を試みる。家族は、「この程度の問題なら自分たちが助言すれば解決できるのではないか」と思ってしまうことが多いのです。

医師からのアドバイス
励ますことで解決しようと試みる

※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版

発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる

適応障害は初期対応が重要です。正しい対応をするために、これまでの経緯をふり返りましょう。診断を受けるまでにどんな症状が現れ、それに対して家族はどう対応してきましたか。「家族だけでなんとかしよう」とがんばりすぎていたのではないでしょうか。対応の見直しが治療のスタートラインです。

家族の気づき

違和感はあるが、病気とは思わない。

「体調不良」「会社を休む」といったことが、適応障害のごく初期に見られる。この段階で、本人も家族も精神障害の前触れだとは思わない。

発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる 最初の対応

励ますことで解決しようと試みる

不調が仕事の悩みと関係があると推察される場合、家族は本人を励ますことで問題解決を試みる。家族は、「この程度の問題なら自分たちが助言すれば解決できるのではないか」と思ってしまうことが多いのです。

励ますことで解決しようと試みる

※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版